逢坂誠二・代表「偽装減税よりも恒久的な安心を」政府のあやふやな減税を批判【衆院予算委】
掲載日:2023.10.31
衆院予算委員会2日目が10月30日に行われ、北海道からは逢坂誠二・代表が質疑に立ち政府をただしました。
■逢坂議員「防衛財源も少子化財源もあやふや」
週末での地元活動で聞いた声を踏まえながら逢坂議員は冒頭、岸田総理が発表した「減税」について、「多くの国民が喜ぶはずの減税が、ことのほか評判が悪い」と切り出しました。その上で、防衛財源や少子化対策財源について「恒久的安定的な財源を確保」できていない状況で、「減税」を実施するのは「あやふやだ」と指摘しました。
岸田総理は少子化対策財源について「徹底した歳出改革を行った上で国民に実質的な追加負担を生じさせないことを目指す方針に従って、年末に向けて考えていく」と述べましたが、逢坂議員が「国民に1円も追加負担は発生しないか」とただしたところ、あいまいな答弁に終始。逢坂議員は「非常に苦しい答弁だ。増税しない、追加負担しないと言って、1円も増やさないと言えないのは不思議な答弁だ」と追及しました。また、防衛財源や少子化財源確保のための「歳出改革」についても「振れば出てくる打ち出の小づちなのか」と疑問視し、「事業を廃止するならともかく、そもそも財源と呼べる代物ではない」と批判しました。