衆院予算委員会で2月5日、石川かおり・衆議が質疑に立ちました。

掲載日:2024.02.06


 衆院予算委員会で2月5日、基本的質疑が行われ、立憲民主党北海道から石川かおり・衆議が質疑に立ちました。

 石川議員は、第一次産業の課題について質問。まず冒頭、岸田総理の施政方針演説に対する各党の代表質問において、自民党の議員からは「一次産業の質問が一問もなかった」と指摘しました。
 その上で、食料自給率が38%と輸入に依存する日本の状況を問題視。自民党農政は食料不足時に「農家に何とかしてもらおうという畑違いの発想」だと批判し、農家の減少を食い止めるためには、「直接的に農家の所得を上げる政策」が必要だと訴えました。
 また、食料安全保障は「種から始まる」と強調し、民間参入を目的に廃止された種子の安定生産・供給を規定する種子法の復活を求めましたが、岸田総理は「廃止した法律の復活は考えていない」と強弁しました。
 さらに、岸田総理が施政方針演説で水産業における「養殖業への転換」に言及したことについて、「天然業からの転換はそんなに簡単ではない」と断じました。「簡単に増やしたり減らしたり、新しいものを作ることができないのが一次産業だ」と述べ、「時間とお金がかかる産業だからこそ今、所得対策が求められる」と訴えました。