山岡逹丸衆議が人手不足の対策について質疑【衆院予算委】

掲載日:2023.11.22


 衆院予算委員会で「令和5年度一般会計補正予算」の基本的質疑が11月22日に行われ、立憲民主党北海道からは、山岡達丸衆議院議員が質疑に立ちました。

 山岡衆議は、日本市場において人手不足が急速に加速している中、円安で国内の賃金が安いことを理由に、若者の多くがスキルアップのためではなく、海外へ収入増を求め出稼ぎ労働をする状況に危機感を示しました。そのうえで、日本の人手不足解消に向け、外国人労働者を誘致するといった議論が行われていることについて、「日本人ですら日本を労働市場として選ばないのにどうして外国人が選んでくれるのか」と疑問を呈しました。山岡議員は人手不足の対策としてまずは円安の状況を是正するべきとしたのに対し、総理は、「日銀に具体的な金融政策を委ねなければならないが、日銀と政府との連携で経済、物価、金融情勢について意識・認識を共有しながら適切な政策を行っていく」と答弁するにとどめました。山岡議員は「日本の働く場所が外国人にとっても日本人にとっても魅力的な場所としなければならない」と訴えました。