【参院予算委】徳永エリが銃刀法改正、旧統一教会、2025年問題等を追及
掲載日:2024.03.26
参院予算委員会で3月25日、集中審議が行われ、立憲民主党北海道から、徳永エリ参議が質疑に立ちました
◼️徳永エリ
徳永参議は、(1)統一教会に「弱み」を握られている盛山正仁文科大臣の政治姿勢、(2)銃刀法改正案による鳥獣被害対策への影響、(3)「2025年問題」と一人暮らしの高齢者支援――について質問しました。
徳永参議は冒頭、裏金問題だけではなく、松川るい議員の不倫疑惑、海外メディアにも取り上げられた「破廉恥な懇親会」、長谷川岳議員のカスタマーハラスメント問題など、国民の皆さんは「怒りを通り越して呆れている」と厳しく指摘しました。
その上で、統一教会との「新たな接点」が次々と発覚する盛山文科大臣について、被害者からも「信頼できない」との声が上がっているとして、宗教法人法などを所管する文科大臣を辞任すべきと迫りました。
また、閣議決定された銃刀法改正案について徳永議員は、クマ被害の多い北海道の猟友会などから、規制が強化されると鳥獣駆除の担い手やハンターが不足するとして反対の声が上がっていると指摘。政府は同法改正案で、ハーフライフル銃について条件付きの所持許可を「通達」で運用するとしていますが、徳永参議は、国会の審議がなく改廃できる「通達」では現場に混乱が生じると強調。市の要請を受けてヒグマをライフル銃で撃った男性が、銃刀法違反とされ、銃所持の許可を取り消されたため訴訟を起こし、現在も係争中である事例を紹介し、鳥獣保護管理法の改正も含め、現場に混乱が生じないよう政府に対応を求めました。
最後に徳永参議は、「2025年問題」について質問。2025年に団塊の世代のすべてが75歳以上となり、国民の5人に1人が後期高齢者となる中で、「一人暮らしの高齢者」への支援は喫緊の課題だと強調。認知症の方の財産管理などには成年後見人制度がある一方で、身元保証人ではないため、賃貸住宅や介護施設への入居を断られるケースがあると指摘。また、民間の高齢者サポート事業者との契約トラブルなども相次いでいるとして、被害者を生まないよう「スピード感をもって所管省庁を決めるべき」と要求しました。