【青年委員会】多様性ある議会改革の取組について、登別市議会を視察
掲載日:2024.05.16
5月14日、立憲民主党北海道青年委員会(45才以下の議員で構成)は、昨年に道内議会では初となる「オンライン一般質問」を行った登別市議会を訪問し、①オンラインを活用した一般質問・委員会の導入について②議場等の環境整備について③議会事務局職員提案制度等について視察をしました。
ご対応いただいた辻弘之議長は「議会改革の始まりは平成12年のIT化推進からで、令和2年の脱ハンコを機に完全ペーパーレス化を行なった。さらにコロナ禍で多様性ある議会の実現に向けた手法の一つとしてオンライン委員会・一般質問の条例改正を行い実現した」と説明しました。
今はまだ、やむを得ない事由のために会議を欠席する場合に議長に届け出た上でのオンライン質疑であり、制度・法律上の課題があるとのことでしたが、「諸事情を抱える議員、将来の議員のなり手、若者・女性や多様な市民が地方自治に参画しやすい仕組みを今後も作っていく」とお話し頂きました。
その他にも、議会資料を二次元コード化して傍聴者も資料を見れるように対応、乳幼児入場・撮影自由化、議場への車椅子傍聴席の設置等の取り組みをご紹介頂き、最後に「議会改革そのものが住民評価されることはないが、住民自治の根幹として議会を養っていく」と思いを話されました。