安住淳「時局特別講演」と、おおつき紅葉「国政報告会」を開催
掲載日:2024.07.23
7月19日に小樽市民センターマリンホールにて、「おおつき紅葉国政報告会2024 SUMMER」が開催され、安住淳・国対委員長による「通常国会時局特別講演」と、おおつき紅葉の国政報告等が行われました。
特別公演で、安住淳・国対委員長は「悪いことした議員にペナルティ与えたり、政策の変更をするのは、特捜部でも野党でもなく皆さんなんです。皆さんの行動を、あの方たちは一番怖がっている。皆さんの手で政権交代を」と話し、イギリスの政権交代について「EUを離脱して自国主義を叫び、経済を混乱させて人々の暮らしが厳しい状況になっていたイギリスで、政権交代が起こった。これは、一目見ると凄いことだが、労働党がいろんな政党と選挙協力をしながら最後は国民の意思を自責に反映できるように候補者を一本化して、保守党の議員200人を落選させた。国民の不満は鬱積したんだと思うが、つまりここには思想を乗り越えた民主主義を守る団結心があったのではないか」と指摘した。
日本の議会も学ぶべきとして「私たちの力のなさも、自民党の長期政権を招いたもちろん大きな原因だ。昔は社会党・民社党や公明党や共産党等も含めて野党全体では常に自民党を過半数割れにできた政治状況だった。だから自民党もあんまりそう無茶なことを言ったり、極端な右の思想を議会で打ち続けたりしなかった。しかし今は、野党がバラバラでもう小惑星のようになってるから、やりたい放題で悪いことしても、どうせ国民はまた俺たちを選ぶしかないという驕りがあるんです。それが一番出たのは確か北海道の参議院議員とかじゃないか」と話した。
立憲民主党としてやるべこととして「自民党に変わり得る良い候補者をそれぞれの選挙区で出して、受け皿になるということに尽きる。目指すは北海道の小選挙区のような候補者を、全国で揃えることが理想。北海道だけが与野党ガチンコ対決で、十分勝負になるだけの力がある。北海道と同じようにすべての選挙区で自民党と政権を争う選挙をぜひしたい」と話しました。
国政報告で、おおつき紅葉・衆議院議員は「世界のゲームチェンジャーになってきた若い人たちが、これまでの固定概念を変えてきた。その新しいゲームチェンジャーを北海道から創り出していきたい。出る杭を打つのではなく、みんなを出る杭にして、その中から一人でも二人でもゲームチェンジャーにしていきたい。教育の格差、生活の格差、どの家庭に生まれても、どの地域に生まれても挑戦できる土台づくりを、一緒になって地域を支えてくださっている皆さん達と、自治体議員の仲間たちみんなと協力してやっていきたい」などと話しました。
*おおつき事務所のインターン生が集会の最後を飾りました。