立憲民主党全国女性キャラバン街頭演説 in 北海道第5区

掲載日:2023.09.08


 9月6日、池田まき・北海道第5区総支部長を中心に辻本清美・石垣のりこ・岸まきこ各参院議員が、立憲民主党全国女性キャラバン街頭演説会をイオン江別店前と新さっぽろカテプリ前の2ヶ所で開催。



 石垣のりこ参議からは「岸田は最低賃金1500円を10年以上先の2030年代中ば頃に実現する」と悠長な事を言っていると批判。若者が海外の方が稼げると人材流出している現状を踏まえ、立憲民主党としては地域の中小企業経営者を支えつつ、早期に最低賃金1500円の実現を目指し、大都市との賃金格差を解消していく必要性を訴えました。



 岸まきこ参議からは、マイナ保険証について、正しい情報が紐づけされていない事例や医療機関での顔認証の不具合が多発する現状では高齢者を含め多くの方々が不安に感じている。「健康保険証の廃止」と「マイナンバーカードと健康保険証との紐づけ」といった対応期限を延期する必要性に言及し、同時に政府が進める資格確認証をつくる手間や予算をかけるのなら、既存の健康保険証を使えるようにすることで無駄な予算を使わなくて済むと訴えました。



 辻元清美参議からは、「岸田政権は子ども子育て予算を倍増する」と言っているが予算の財源をどうするか一向に示さず、一方で防衛費倍増ということは熱心と批判。世界的には女性の議員が多い国は、子育て・教育・介護の予算が充実している傾向にあり、生活に直結する課題を解決することで、余裕が生まれ、そこから経済成長につながっている点は海外でも実証されているので、子育て・教育・介護に携わることの多い女性議員を増やす必要性があると訴えました。



 池田まき総支部長からは、今回の統一地方選挙で女性議員が躍進し、お隣の江別市では女性議員比率が48%になったことなどが挙げられました。女性議員が増えると、小さな声や多様性のある政策、地域の中での声がしっかりと政治に届き、多様な視点でのチェック機能が果たされることで社会や政治が変わってくるので、期待をしているとの認識が示されました。女性の声を政治に反映させるためにも、立憲民主党への皆さん支援をお願いしたいと訴えました。また、次期衆院選では北海道第5区の選挙区構成が変わり、石狩市が選挙区から外れ、白石区の一部が加わる旨の言及もありました。