【衆院予算委】2025年度予算案を採決。神谷ひろし衆議(北海道10区)が反対討論。

掲載日:2025.03.04


 衆院予算委員会で3月4日、締めくくり質疑・討論・採決が行われ、2025年度予算案をめぐり石破政権の姿勢をただしまし、討論には神谷ひろし衆議(北海道10区)が立ち、2025年度予算案に反対しました。

 神谷ひろし衆議は自由民主党・公明党提出の修正案に反対、立憲民主党提出の修正案に賛成、修正部分を除く政府原案に反対の立場で討論に立ちました。
 神谷ひろし衆議は、「少数与党という異例な状況のなか、立憲民主党は『熟議と公開』の理念のもと、本来あるべき姿の予算審議を目指して改革に取り組み、省庁別審査の実現という形で一歩前進を図ることができた」と表明。
 その上で、本予算案への反対理由として、立憲民主党が省庁別審査で明らかにした多くの予算の無駄遣いや非効率な資源配分を政府与党が放置することを決定したこと、今年8月からの高額療養費の自己負担上限の引き上げを前提とした内容であること、介護施設や障害者福祉施設で働く皆さんの待遇改善は含まれていないこと、暫定税率の廃止も先送りしていることなどを列挙。「国民の命を軽視する内容となっている」「物価高に苦しむ国民に寄り添っていない」と断じました。
 加えて、政治改革に対する本委員会の責務について、2月27日の旧安倍派事務局長に対する参考人聴取により、旧安倍派幹部との説明に食い違いがあることが明白になったことから、「いずれが事実なのかを明確にして、その上で国会全体の取り組みとして、いわゆる裏金問題が二度とないような歯止めをかけることで、昨年の総選挙で示された民意に応えることが政治に対する信頼を回復する回復する第一歩」だと強調。予算成立以降、こうした取り組みを着実に行うことを強く求めました。