【苫小牧市長選挙】田村一也氏が公約集を発表
掲載日:2024.11.29
11月28日、苫小牧市長選挙に立候補を表明した田村一也氏が公約集を発表しました。内容は以下の通りとなります。
[ 田村かずや 公約集 ]
全ての人に希望ふくらむ故郷(ふるさと苫小牧)を!
〜市民の力で未来を創ろう!希望ふくらむ参加型の苫小牧へ!〜
⬛︎ 全ての世代が住みやすいまちづくり
①バリアフリー・ユニバーサルデザインで、すべての人に優しい環境を作ります!
高齢者や障がい者も含め、誰もが移動しやすい街を作るために、公共施設や住宅のバリアフリー化を進めます。歩道の段差解消やエレベーターの設置、トイレや公園などのユニバーサルデザインの導入を推進し、すべての市民が安心して暮らせる環境を整備します。
②世代を超えてみんなが集い、支え合うコミュニティスペースを作ります!
若い世代と高齢者が交流できる場所を作り、地域コミュニティの活性化を図ります。例えば、地域の公民館や福祉施設を多世代が共に利用できるスペースに変えることや、子どもと高齢者が一緒に活動できるプログラム(例えば、料理教室や運動イベントなど)を提供します。
③子育て世代と高齢者が安心して暮らせる社会を実現します!
子育て支援策(育児休業制度の充実、子育て支援センターの拡充)と高齢者福祉(老老介護対策やホームヘルパーの導入)の両立を図ります。特に、子どもを育てながら高齢の親の介護を行っている「ダブルケア」を支援します。
④すべての市民が心身ともに健康で幸せに暮らせる社会を実現します!
若い世代から高齢者まで、全ての市民が健康で豊かな生活を送るために、地域医療と健康促進の体制を強化します。予防医療や地域包括ケアシステムの充実、健康づくりのための運動施設やスポーツイベントの開催を積極的に推進します。
⑤看護学部の誘致を進め、地域医療の充実を実現します!
地域密着型の看護学部誘致を進め、地域で働く看護師の育成を強化します。地域の医療ニーズに応じたカリキュラムを提供し、実習やインターンシップを通じて地域医療に貢献できる実践力を養います。また、卒業後の地域就職支援や、地域医療機関との連携を深め、地域に根ざした看護師の定着を図ります。地域全体で看護師を育成する体制を整え、医療の質向上を目指します。
⬛︎ 安心して子育てできるまちづくり
①子供が欲しいと願う気持ちに寄り添い、不妊治療を受けやすい環境を作ります!
不妊治療に関する悩みや疑問を気軽に相談できる窓口を設け、医療的なアドバイスをはじめ、心理的なサポートも提供します。また、治療費の負担を軽減するための助成金制度や、支援金プログラムの案内も強化します。
②給食費の段階的な無償化で子どもの未来を守ります!
義務教育の給食無償化を段階的に実現し、全ての子どもたちに平等な教育の機会を提供し、将来の苫小牧を育む土壌を作ります。また、地域の食材を活用することで、地産地消の循環が生まれ、地域経済の活性化を図ります。
③天候に左右されずに子どもたちが楽しめる環境を作ります!
駅前再開発に合わせ、こども向け屋内遊戯場を設置し、人出が少なくなっていた中心市街地に親子が集う場所を作ることで賑わいを取り戻します。
⬛︎ いつまでも住みやすいまちづくり
①高齢者の足を守り、社会とのつながりが途絶えないよう支援します!
高齢者がいつでもどこでも買い物などに行けるように敬老パスの継続やタクシー業界と連携し、シニア向けの低料金の乗り合いタクシーなどにより地域交通の充実を図ります。
②高齢者の就労支援により活躍の場を拡げます!
高齢者が活躍できる仕事を創出するため、地元企業との連携でシニア向けのパートタイムや軽作業の求人を増やします。また、就労スキルを高めるためのセミナーや講座を提供し、高齢者が生き生きと働ける社会を作ります。
③人生100年時代に合わせた健康支援を行います!
健康長寿には人との関わりが重要と言われていることから、積極的に社会参加できるように趣味やスポーツ、文化・芸術などの団体とマッチングできる仕組みを構築します。また、介護予防のためのプログラムや認知症予防活動を広めます。
⬛︎ 市民が希望を持ち、活力あふれるまちづくり
①市民が集い、交流できる駅前再開発を行います!
駅前を単なる通過点から、市民が集い、交流する場所へと変革します。地域イベントや共同活動を通じて、市民同士の絆を強化し、共に成長する場を提供します。
②商業・文化・交流が交差するハブを創出し、活力あふれる中心街を作ります!
新たな商業施設や文化施設を立ち上げ、地域経済の活性化を図ります。観光地としての魅力も加わり、駅前から中心街全体が多様な人々と文化が交差するハブを目指します。
③未来を担う若者とともに、希望に満ちた故郷を築きます!
若者向けの起業支援や文化活動の場を整備し、地域の未来を担う人材を育成します。希望を抱きながら故郷を発展させる新たなムーブメントを起こします。
④文化・芸術で地域を元気にするため創造力を育むイベントを支援します!
音楽、舞台、アートを通じて地域住民が参加できるイベントを定期的に開催し、地域の文化活動を活性化させます。
⬛︎ 地元企業をしっかり支え、この街で働き続けられるまちづくり
①ITインフラの強化で未来の社会を支えます!
中小企業向けにIT導入のサポートを行い、デジタル化を進めることで、業務効率化や新たなビジネスチャンスを創出し、企業の成長を支援します。苫小牧を離れずに住み続けるために、企業と就労者のマッチングを支援します。
②地元産業の力を引き出し、販路拡大で地域経済の活性化を図ります!
苫小牧市内の農産物や水産物、工芸品など地元産業を支援するためのマーケティングやブランド化を進めます。加工品の開発支援や地域内外の消費者向けに地元産品の直売所やオンラインショップを開設し、地域経済の活性化を図ります。
③企業が持つ特色ある技術の積極的なPRを図ります!
企業ごとの強みや特色ある技術を積極的に発信し、新たな顧客の確保や新たな産業の創出につなげます。
④地域資源を活かし、エネルギー自給自足で持続可能な未来を築きます!
地元の再生可能エネルギー(太陽光、風力、バイオマスなど)の導入をより促進し、エネルギー自給自足のモデルを構築します。地元企業のコスト削減を図り、持続可能な経済成長を支援します。
⬛︎ 災害に強い街づくりと社会インフラの整備
①最前線の防災体制強化で市民の安全を確保します!
苫小牧市の地域特性に応じた最新の防災設備と情報ネットワークを整備し、地震や津波に対して迅速に対応できる体制を構築します。また、災害時における交通網の確保のため、主要道路の確保や橋梁の耐震化計画を策定し、交通障害を最小限に抑えます。
②全ての市民が安心できる防災教育を推進します!
学校や地域ごとの防災訓練を強化し、全市民が災害に備える意識を高めます。地域ごとに必要な防災対策を個別に対応し、コミュニティ全体で助け合いの体制を作ります。
③津波対策と防波堤強化で地域の安全を守ります!
苫小牧市の沿岸部の防災対策を徹底強化します。津波に対する防波堤の強化や避難所の整備を進め、市民が安心して暮らせる地域づくりを実現します。
④地震に強い水道施設を構築し、命を守る安全な水供給を確保します!
定期的な点検とデータ分析に基づく予測メンテナンスで、長期的な安定供給を守ります。また、住民とのコミュニケーションを強化し、防災訓練や地域住民と一体となった水道の緊急対応体制を構築します。
⑤身近な道路や公園の整備を進め、社会インフラを守ります!
住宅地の市道や公園など住民生活に密接に関わる公共事業を積極的に進め、住みやすい環境構築のための社会インフラの整備を行います。また、公共事業の適正な配分を通じて市内企業を支える体制を構築します。
⬛︎ 苫小牧港を活かしたまちづくり
①苫小牧港の持続可能な発展と革新的な物流拠点を構築します!
港を核にした産業クラスター形成と雇用の創出をめざし、国際航路の拡充と高効率な貨物取扱で、グローバル物流の要所を目指します。また、行政が主体となり、人材不足に対応する荷揚げ体制の構築を進めます。
②時限的なインセンティブ制度により外航船取扱量を取り戻します!
外航船の苫小牧港への寄港を促進し、取り扱いを増加させるため、外航船に対して寄港手数料の減免や割引サービスを行います。さらに、外航船への迅速な荷揚げ・積み込みサポートを提供し、船会社にとって効率的な港湾であることをアピールします。
⬛︎ 市民参加型のまちづくり
①誰もがまちづくりに参加できる苫小牧を作ります!
市民参画を促進するために、事業に関する情報をわかりやすく公開し、透明性を保ちます。SNSや広報誌を活用して、市民がアクセスしやすい形式で情報を提供します。
②市民の声を直接反映します!
市民が自分の意見や考えを表現できる機会を増やします。ワークショップやタウンミーティングを定期的に開催し、市民が直接意見交換できる場を提供します。また、オンラインフォーラムやアンケートなど、インターネットを活用した参加方法を整備するとともに、 若年層や高齢者など、参加しづらい方にも配慮した参加手段を考えます。
③どこでも、誰でも参加できる仕組みを作り、市民の力を最大限に引き出します!
市民の意見や提案が、どのように事業に反映されるのかを明確にします。提案や意見を整理し、実現可能性を評価する仕組みを作ります。また、事業の決定過程に市民代表が参加できる仕組みを作り、参加者に対して意見がどのように反映されたかをフィードバックします。
④市民のリーダーを育て、共に未来を創ります!
市民参画型事業を円滑に進めるために、市民リーダーやファシリテーターの育成を進めます。市民リーダー養成プログラムを開設し、事業運営に必要なスキルを提供するとともに、各地域でのリーダーを支援し、他の市民と一緒に活動できるような仕組みを作ります。
⑤市民の力で改革を!リアルタイムで進化する事業評価と改善を!
市民参画型事業が実施された後、適切に評価を行い、その結果を基に改善を図るため、定期的な評価を実施し、市民の意見を反映した改善策を検討します。また、評価結果を公開し、市民に対してどのように事業が改善されたかをお知らせします。市民参画の効果を測定するための指標を設定し、その達成度を報告します。