連合北海道第38回定期大会に道下大樹・道連代表代行が出席
掲載日:2025.10.29
10月29日、第38回連合北海道定期大会に、道下大樹・道連代表代行をはじめ、立憲民主党所属の道内選出衆参国会議員等が来賓として出席しました。

立憲民主党北海道連を代表して挨拶した道下代表代行は、参議選について「勝部参議の再選は叶ったが、比例で全員の当選を果たすことは出来なかった。与党を過半数割れに追い込んだ一方で現在の多党化状況をまとめきれずに高市政権を誕生させてしまったことについては責任を感じている。衆参ともに野党第1党として責任を果たしていく」と話しました。
また、臨時国会の課題として「食料品がどんどん値上がりしている状況で物価高対策が最も重要。地方の財源をしっかりと確保して、ガソリンの暫定税率の廃止を年内に実現する」とした上で、「実質賃金が8ヶ月連続でマイナスとなっている。立憲民主党が改正下請法の施行日を2026年1月1日に前倒しする修正案を出して議決する事ができた。連合北海道と連携して、来春の春闘での労働者賃上げに向けて共に闘っていく」と挨拶しました。

連合北海道を代表して挨拶した須間等会長は春季生活闘争について「”みんなでつくろう!賃上げが当たり前の社会”をスローガンに掲げ春闘を闘い2年続けて大幅賃上げを成し遂げた。その成果が、人事院勧告や最低賃金など広く社会に波及し、中小企業で働く仲間、有期・短時間・契約で働く多くの未組織の仲間の処遇改善につながった」と報告しました。
また政治闘争については「衆議院と参議院の2度の選挙により、連合が目指した”与党を過半数割れに追い込み、今の政治をリセットする”ことは一定程度達成したが、自民党中心の政権運営が今後も続く」として上で、「働くことを軸とする安心社会の実現に向けて、常在戦場である衆議院、知事選を頂点とする統一自治体選挙向けて、野党の政治勢力の結集を目指していく」と話しました。

大会には、にしかわ将人衆議(北海道6区)・しのだ奈保子衆議(北海道7区)・神谷ひろし衆議(北海道11区)、徳永エリ参議(北海道選挙区)も参加しました。