山岡逹丸・荒井ゆたか衆議が、苫小牧CCS事業とCO2船舶輸送事業の視察

掲載日:2024.06.25


 衆議院・経済産業委員会で理事を務める、山岡逹丸衆議(北海道9区)、荒井ゆたか衆議(北海道3区)は、苫小牧のCCS事業の現場視察を行いました。当日は、菅野太一札幌市議(豊平区)も参加をしました。

 CCSにおけるCO2の分離回収と地中への貯留の実証事業はすでに終了しており、さらにこの秋からは苫小牧と舞鶴の間で、CO2の船舶輸送の実証実験が開始されます。CO2をタンクに納め船舶で輸送する際に、圧力の掛け方を工夫することによって現状の何倍ものCO2を一度に運べるようになるということで、実際に海上輸送も行い、最も効率的な航行ルートなども調査することになっています。

 視察では、CCSの施設のみならず、CO2の海上輸送の前にCO2を納める地上側のタンクや、岸壁に設けられた関連機材などを見学させていただきました。脱炭素の最後の切り札とされるCCSへの理解を深めながら、2030年を目指している本格的な社会実装に向け、政治において力強く後押しをしてまいります。


*「CCS」とは「Carbon dioxide Capture and Storage」の略。CO2の回収、貯留を意味し、 CO2がを大気放散される前に分離・回収し、地層に長期間にわたり貯留する技術。