「『お母さんの笑顔が広がる国』を目指す」野田代表が母の日に札幌で街頭演説
掲載日:2025.05.13
野田佳彦代表は5月11日、北海道札幌市を訪れ、街頭演説会に参加しました。演説会には、勝部賢志参院議員と逢󠄀坂誠二、道下大樹衆院議員らも参加しました。
■逢󠄀坂誠二衆院議員
逢坂議員は登壇すると、税収や大企業の収益が高水準で推移する一方、国民の生活は苦しさを増していると指摘。「(原因は)まぎれもなく政策が間違っているからだ。税制や社会保険を国民一人ひとりに寄り添う形に見直していかなければならない」と話しました。
■道下大樹衆院議員
次にマイクを握った道下議員は、政府が提出を先送りにしている年金改革法案をはじめ、ガソリンの暫定税率廃止、物価高対策などの重要な問題を巡る議論を自民党が拒否していると指摘。「このような審議拒否を止めて、私たちの声が政策に反映されるようにする。そんな国会を取り戻すチャンスが7月の参院選だ」と語気を強めました。
■勝部賢志参院議員
勝部議員は7月の参院選を前に、市民の声を聞きながら政策実現に尽力する決意を語りました。
勝部議員は北海道選挙区の議員として、道内179市町村を回る中で寄せられた市民の声を政策に反映し、「現場の声に耳を傾け、政治に反映させることこそ議員の責任」と強調。特に医療や第1次産業の持続性、中小企業の賃上げを巡る対策に力を注ぎたいと話しました。
最後に勝部議員は「政権を北海道から変えなければいけない。自民党に北海道の2議席を与えてはならない」と強く訴え、有権者に支援を呼びかけた。
■野田佳彦代表
野田佳彦代表は登壇すると母の日にちなみ、「お母さんの笑顔が広がる国」を目指したいと訴えました。「子育てや教育、家計の不安を取り除くことこそが、お母さんたちの笑顔につながる」と力を込め、その実現のために、教育の無償化や家計負担の軽減を推進する姿勢を示しました。
次に野田代表は、深刻な物価高への対応として、食料品消費税のゼロ税率導入やガソリンの暫定財率廃止について言及。それぞれ財源を明示しながら実現を目指したいとし、「暫定税率が50年続き、消費税を下げたらもう戻すことができないという俗説もある。しかし、雨が降ったら傘をさす、雨がやんだら傘をたたむ。そういう現実に即した税制の運営ができるような国に変えていきたい」と決意を語りました。
最後に野田代表は、昨年の衆院選で北海道における立憲民主党の躍進が全国の流れを変えてきたとし、「参議院においても北海道から日本の政治を変えていくうねりを作り出していきたい」と力を込めました。